209日後に死ぬサイト
チェンクロが10周年への道を掲げ、うちのサイトもそれについていくかと覚悟を決めた矢先、まさか利用しているサーバからサービス終了宣言を受けるとは思っていなかった。
無料で借りれるサーバだし、7年も使っているしそういうことがあっても不思議じゃないのだけど、サイトのお引越しをするにはひとつ大きな問題があるのだ。
うちのサイトではGoogleの広告表示サービスを利用してお小遣い稼ぎをしていたのだけど、サイトを引っ越すと審査を受け直さなくてはいけないのである。
長い年月の中で審査基準も変わっており、無料サーバでは審査が通らなくなっているしうちのサイトが再度審査に合格できるのか非常に怪しいのだ。
審査はGoogleのロボットがサイトを解析してここは価値のある優秀なサイトか判断をするのだけど、普通の情報量がいっぱいあるサイトとは違いうちのサイトは質素なヘンテコツールが転がっているだけで評価がされないのである。
少し前にチェンクロと関係のないツールのサイトを立ち上げたことがあるのだけど、自信作のツールにもかかわらず審査が全く通ってくれなくて私はトラウマになっている。
じゃあ無料で運営すればいいじゃないと言われると、答えはNOである。
7年間も絶えず更新を続けてこれたのはなぜか?
チェンクロ愛か?みんなの喜んでくれる顔がみたいからか?
否!お金である。
金額はそんなにたいした額ではないし、ユーザ数の減少により利益はどんどん下がる一方だし、みんなアイテム配布ページにしか来てくれなくて他のページの利益なんてゼロに等しいのだけど、更新によって収益の数字が上がったり下がったりを確認するのが好きなのだ。
私にとってサイト運営はチェンクロのゲームの一部のようなもので、サイト運営機能でゴールドを稼ぐ遊びとなっている。
これがなくなってしまうとだんだんモチベーションがなくなってチェンクロ自体を辞めてしまう可能性が高い。
実際ゲームがつまらなくて辞めたい気持ちになることは長い期間の中で何度かあった。
それでもプレイし続けてきたのはサイト運営という役割とお小遣いがもらえるからに他ならない。
チェンクロ愛に溢れるチェンクラーに語るにはお恥ずかしい話ではあるが、これが私のチェンクラーとしての生き方なのである。
このブログを作ったのはGoogle審査を通るための実験である。
私のしょぼいツールサイトは全然審査に通らないけど、こういうブログなら結構簡単に通るとか通らないという話を聞いた。
ここは仮のサーバとして用意したのだけど、このブログの審査が通れば本番環境を用意して引っ越しをしようと思う。
サーバのサービスが終了するまであと209日、私は収益化に成功するのか?
それとも黒に飲まれて終わってしまうのか?
おじさんの冒険を見届けて欲しい。